com MORENO VELOSO 僕は1998年BRASILおよび南米覇者・代表時のシャツで。
ナリータ氏のオススメでイベント主催の中原仁さんより残っていた1日目最後のチケットを購入。火曜日に青山にあるBRASIL音楽の老舗ライヴ箱、プラッサオンゼへ。 場内は凄い人数でびっくり!
彼のライヴを観るのはこれで3度目。特に去年のLIQUIDROOMではアドリアーナ・カルカニョットとの共演やチェロ演奏に痺れました。 今回のライヴはソロなので、もうちょっとだけ間合いのあるところで聴いてみたかったけど、まるで家でモレーノの弾き語りを聴かせてもらっているかの様なリラックスした雰囲気で終始素晴らしい音楽を味わうことが出来ました。自作曲やカヴァーまでを彼だけのソロ演奏で聴けて贅沢。もう「CAETANOの息子」などと片付ける人もいないと思いますが、+2でもなく、彼一人の世界観・音楽観が今回を少し知る事が出来たのも興味深かったです。
僕がGENTAさんの舎弟&SUZANOの友達という事でアシスタントをさせていただいていたMiyazawasick時から覚えていただいている高野寛さん(自作曲での共演ライヴよかった!ジャンルでなく、素敵な感性の共有♪)、2000年前後に生Live全盛のOrgan barでタイバンして以来のヤマカミヒトミ a.k.a.ヒットミー(日本版Paula Limaみたいでかっこよかったな~)、やはり90年代からの先輩&バンド仲間/現:Panorama steel orchestraメンバーのすっちゃん他、ミュージシャン仲間の顔もチラホラ。 ジャンルを越えた太鼓イベントBEAT@YELLOWにも昔よく遊びに来てくれていたBarraventoのミゾさんがPAとSamba de Roda効果をもたらし、そのお陰でライヴ後にはMORENOがSanto Amaro da Bahiaのリズム感をレクチャーしてくれたのがとても興味深かったです。 イベント中は終始、MORENOの奥さん(素晴らしいFLAMENGUISTA)とFLA-VAS伝統の「言い合い」をし(笑)、リオで共通の友人の話やら色々話して仲良くなりました。
蛇足の蛇足ですが・・・様々な音楽の現場で、僕は人の体の動き:リズム感を気にしたりします。今回、取材に来ていたLATINA誌の若手取材・執筆・編集者ハナダ君が目の前にたまたまいたのですが、彼のリズム感・とり方の素晴らしさに驚愕! リズムの取り方の正誤論についてどうこう言う気は無いのですが、やっぱり無意識に世界各地の異なる色んなリズム乗り=波に対して素晴らしいサーフィン出来ている人を見ると嬉しくなります。「あ~良いノリしてるな~」って。 日本人て根本的に表拍な「点」および、「部分」、「タテ」(上下昇降:例:アゴ頷き)でしかリズムとれない人が多いのです。。 ただ、とれるようになると、感じ方のダイナミクスが圧倒的に豊かになります。