いゃ~目をこすりながら、生中継で見ていた日本人も多いのでは? 僕もその一人。
これまでになく、ココ日本でも大きく取り上げられた"EURO"こと、UEFA欧州選手権。
スペイン(英語呼び)こと、エスパーニャ=España=西班牙が日本時間の今朝、
オーストリア首都、ウィーンで行われた決勝でドイツを下し(1-0)、44年ぶりの優勝を果たした。無論、唯一5度のW杯優勝を誇る南米の蹴球王国BRASIL他、Argentina(2度)、Uruguay(2度)、またCHILEやMEXICO他中南米の強豪、台頭するAFRICA大陸勢、ARAB勢(政教分離・EU入りしたトルコを除く)も出場していない大会だ。
LATIN国が優勝。話題は決勝GOLを決めた"El Niño"=神の子と呼ばれている、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)、そして故障で決勝に出れなかった同大会得点王(4得点)ビジャ(David Villa)に集っている。
サッカーや、フットボールでなはく、「フチボウ」や「フトボル」に興味を持つ・・・僕は多くの民族文化が混ざり合い、17の自治州から構成される国=エスパーニャの代表選手達の名前にも興味を持った。
Españaから支配・吸収~再独立の歴史を持つ隣の国、Portugal。そのポルトガルが支配・統治したBRASILにはその後Españaからの移民も沢山いるのですが、Españaの選手たちの名前から共通性と相違点、発音に興味を持ったのです。
中でも注目したのは"マルコス・セナ"こと、Marcos Antonio Senna da Silva。彼はBRASIL生まれ、BRASIL育ち。 第1回FIFAクラブW杯で優勝したSão Pauloの名門クラブCorinthiansや、Rio Grande do SulのJuventude、São PauloのSão Caetanoでも活躍した選手(現Villarreal所属)。彼の従兄弟で同い年である"マルコス・アスンソン"こと、Marcos do Santos AssunçãoはSão Pauloの名門、SANTOS FCやRio de JaneiroのFLAMENGO、その後AS ROMA(ITALIA)で活躍、BRASIL代表にも選ばれている。
同じ家族、親戚にブラジル代表とエスパーニャ代表。
同じくBRASILで生まれ育ちCorinthiansにも所属、その後ポルトガル代表となったDECO(インド系の血も流れるという)の事も思い出した。
イベリア半島~ローマ時代、そして北・中・南米へと移民した家系がその後再び、旧宗主国の代表となる流れ・・・ なんとも、なんとも、壮大で複雑で、単純で、、興味深い。