
通年、そして毎年この時期=カーニヴァル(カルナヴァウ:CARNAVAL:そもそもカトリックの謝肉祭)の時期になると、色々な人からブラジル行きについて相談されます。

ある程度の基本情報:勝手についてはいつでもサクサクお伝えします。
特に「仕事」でコーディネイトを依頼されるときなども。
でも、個人的にブラジルに興味を持っている人なのに自分で動かないで・調べないで、ただただ「おしえてください」と来る人にはもう10年近くゲンナリしています。「ようやく、多くの人がブラジルの様々な魅力に気づいてくれたのかな・・・」と思いつつ、安易で調子が良いなぁと思わされることもしばしば。そういう人は世界のどこに行っても顰蹙を買うだけです。

自分の積み重ねからくる情報感性と実力で渡航し、現地の人々に畏敬の念を持って接することができるか。そこが肝心要だと思います。やたら「楽しみたい」「何か得たい」と思う人が多いのですが、そう思うのであれば、「自分が現地の人を楽しませることが出来るのか?」「自分は彼の地の人に何か感じさせてあげれるのか?」を考えてほしいとおもいます。どうも、まだ日本人は海外がテーマパークで、自分の準備も踏まえもなく、甘えれば良いと思っている人がいるんだなと、数々の人からの質問で感じてしまいます。
無論、「得られる発見や感動、友情」は「自分の素養と取り組み」の分だけです。
人に頼った分だけ、自分の楽しみは渡航前から減っていっていると考えてほしいです。自分一人で苦労した分だけ、感動への道は開けるでしょう。