↑リオを、そしてブラジルを代表する名門クラブチームC.R.Vasco da GamaのユニフォームにもRIO+20のロゴが。一般市民意識への周知に務めています。
絶望、失望、不信感にあふれた週末を過ごしている方も少なく無いと思います。原発の再稼働とマスコミの正当報道のなさ、プロパガンダ、そしてまだ深刻に捉えていない人への気持ち・・・しかし、facebookやTwitter上で、かなり多くの友人・知人達が今回の再稼働に対してかつてないほど憤りを感じ、このままでは、そしてこれまでの様な自分のアクションの仕方/スピードでは本当にダメだという意識になっているのを感じて来ていると綴っていて、少しは救われる思いがしています。
日本では殆ど報じられていない「国連:持続可能な開発会議(リオ+20)」。
これに野田総理はこれに出席する 急遽しなくなったそうです! 直前に再稼働を無理矢理決定。。参加しないという事が意味することは?
原発は技術的危険性だけでなく、その人格や道徳心を蝕む最大のパンドラの箱:利権構造としても持続可能じゃないだなんて、誰でもわかっている事。
日本はこの会議にそれを伝えるのが役目だったのではないだろうか?
VIDEO ↑ポスター:ブラジルで今回の国連リオ+20会議に合わせ、原発とその技術的/利権構造的危険さを訴えるキャンペーンも同時に行われています。
「あの日本人でさせ管理できないものが我々に管理できるだろうか?」とイタリアは原発を停めました。ブラジルはそもそも原発など必要ないエネルギー大国なのに、闇の力に侵されて原発を作ってしまいましたが、やはり福島をうけて原発の建設を中断しています。話は少しそれますが、ブラジルの禁煙スピードはこの10年で目を見張るものがありました。徹底的なキャンペーンを敷き、誰もがそれを理解し、とっとと良く無い事はシンプルにやめるという事をシンプルにやったのです。利権は当然あったでしょう。しかし正しい事が勝利したのです。原発を誰よりも開発/推進してきたドイツはそのヤバサにもとっとと気付き、既に脱原発をしました。そしてドイツの太陽エネルギーの開発の成果が、先日報じられましたが、日本のマスコミではあまり報じられなかったのも不自然に思えました。何故大きく報じられなかったのでしょう?!何故でしょうか?! ブラジルは先住人、そして世界中からの移民によって構成されている大国ですが、その原発建設に着手したのもドイツ系民でした。が、既に原発の取り返しのつかない危険さ、そして何よりも使用済み核燃料の処理がどの国も未だかつて出来ていないという事実は知れ渡り、日本の失敗も知っています。
我々を守るのは政府でもマスコミでも企業でもありません。我々一人一人でしか守る事は出来ません。だから気付く事は気付くべきときに気付き、理解するべき時に理解し、行動するべき時までに行動しなくてはなりません。私達は敗戦後の様々なうやむやから、いよいよ目覚めるときが来たのです。我々は真実を把握し、それを守るために当然戦うのです。
国連リオ環境サミット1992から20年という節目で今回の国連リオ+20が開催されています。
▼国連リオ環境サミット1992でのセヴァン・カリス・スズキによる伝説のスピーチ。
VIDEO
▼日本語訳版↑が見れない人はこちらをどうぞ。
VIDEO
英語がわからない人のために
日本語訳の頁へのリンクをさせていただきます 。
ぜひ、その訳を見ながらこの映像を見て下さい。