痛快な大先輩に学ぶ。
今年は日本人が日本政府の移民事業の一環としてBRASILに移民して100周年。
各地で大小様々なイベントが行われています。日本人が世界で最も深く長く関わっている国、世界に繋がる国:=BRASILと出会うチャンスの年ですよー♪
今年に限らず、10代より常にBRASILと日本の"現場を担い手として"クロスオーバーして10余年が経ちますが、今年は日本でも色んな人との出会いが沢山で楽しい!
↑の写真はサンパウロから来日中の坂尾英矩さんと。(*西荻窪のBrasil処Aparecidaでのトークイベントに参加。Willieさんありがとうございます!) その存在やご友人、お名前は文章で知っていたのですが、日本でお会いできるという事で講演会に行ってきました。
横浜生育、元ミュージシャンで海軍肌の坂尾さんとは痛快な○×○×な話(笑)、VASCOやリオ・サンパウロ話、僕の祖父が横浜なのでそんな話から意気投合。帰りの電車でも色々お話させていただきました。坂尾さんありがとうございました!
・・・坂尾さんは昭和6年(1931年)生まれ、現在76歳。柳条湖事件:満州事変、Unidos da Tijuca創立の年に横浜で生まれたそうです。 カルドードゾ元大統領、海部元総理、高倉健さん、故いかりや長介さん、山田 洋次監督、ジェームス・ディーンと同い年。
坂尾さんは戦後、日大学生バンドで進駐軍回をして、1956年にひょんなこと(今後の本で明かされる?)でミュージシャンとしてBRASILへ渡り、Bossa Novaの黎明期にJOBIMやBarden Powell、Walter Wanderleiとも交流があった人。 その後、領事館に勤め、多くのBRASIL人アーチストを日本に連れてきた人です。先日のJorge Benjorもその一人だそう。
講演会では歯に衣着せぬ、Bossa NovaやBRASIL音楽の日本における史実の歪曲に対する指摘、痛快な裏話トークがかなり面白かったです。
BRASILやジャンルを問わず、自分自身で行動して確かめる事・実技や現場やリアリティー無く、なんとなくそこにある情報を鵜呑みにしたり、マーケティング情報に流されたり、人や情報を神格化することの不適当さ、そして自分自身でより痛快に行動していくことの楽しさを改めて同じフィールドのリアリティーの高い大先輩から知ることが出来ました。
Bossa NovaとかBRASILとかを越えて、痛快に生きている一人の人間としてこれからもっと色々お伺いさせていただこうと思います。
総武線の中で、「坂尾さん、どうしてそんなに元気なのですか?」と訊いたら、
「オレはスケベだからだよ!」と、笑って応えてくれたのが印象的でした。
*今後の講演会予定*
●9月20日(土) 鎌倉 cafe vivement dimanche
19:00~21:00予定。 ドリンク代込み2000円
詳細、お問い合わせは
http://dimanche.shop-pro.jp/
shop@dimanche.shop-pro.jp
まで
●9月21日(日) 東京、高田の馬場 イントロ
14:00~17:00 ドリンク代込み2500円
詳細、お問い合わせは(ボサノヴォロジア)
bossa@pk.highway.ne.jp
まで。
会場のアドレスは
http://www.intro.co.jp/intro/map.php