ニューヨークのラテンハーレム地区発のダンスミュージック、SALSA。この本場や大ラテンアメリカ圏を席巻してきた日本のサルサ・オルケスタがデ・ラ・ルス。
昨日はこの25周年ライヴイベントが渋谷AXで行われ、かつてデ・ラ・ルスのパーカッショニストGENTA氏のもとで下積みを積んできた一回り下の世代のKTa☆brasilがオープニングDJを務めさせていただいた。
今日のテレビなんかでは、デ・ラ・ルスのコラボアルバムに参加した中からの豪華ゲストを話題にしていたが、真のポイントはこれがロック、ヒップホップ、レゲエ…ではなく、ラテンアフロ音楽でサルサでの成功であり、金字塔であるところに尽きる。
しかも、デ・ラ・ルスの音楽は世界で海外で通用するスペックだということ。とっくの昔に全米チャート1位になってきている。
日本のポップス〜クラブミュージックまであらゆる音楽現場で活躍する素晴らしいメンバーたちのデ・ラ・ルスという真の姿。
オルケスタ・デ・ラ・ルス。スペイン語で光の楽団。本当に光輝いていた。
中でもデ・ラ・ルスの顔であるNORAさんがとにかく眩しかった。
彼女だけが結成時から唯一出入りすることなく、そしてブレることなく歌い、体現。そして酸いも甘いも、大変なご苦労をすべて25年間味わってきて、この盛大な瞬間を最高の歌声とパフォーマンスで実現している姿に感激した。
世界に挑み、通用・評価されても、国際的な国とは未だ言えない極東の母国。世界でメジャーなことがこの国ではマイナーなことがまだまだ沢山ある。この島国根性社会では、決して等身大の認知・評価、実績になってきていないことが多かったはず。
しかし、腐らずブレず、25年間もやり続けてきた底力、ポジティブに成功を導くその姿が眩しかった。素晴らしい歌声にパフォーマンス、プロ魂、いよいよ到達した貫禄とフレッシュさ、気さくさ、本当に凄いなと思った。
これからもラテンの音色やリズムでその大きく多彩な魅力・楽しさを日本に楽しく伝えてくれるに違いない。
本当に最高に楽しく、未来への可能性を沢山感じた25周年でした。
おめでとうございます!!